迷惑防止条例の一部改正の概要

「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例」が本年7月4日に公布され、同年9月1日から施行されることになりました。
また、改正条例による改正後の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例第6条第5項の規定に基づく「客引き等の相手方となるべき者を待ってはならない地域を定める規則」が本年8月1日に公布され、同年9月1日から施行されることとなりました。

1 背景と目的

大分市都町地区を代表とする歓楽街では、違法な風俗店が増加し、それに伴って、迷惑性の高い客引きなど (客引き、誘引、勧誘のことをいう。)が後を絶たず、地域住民や歓楽街を訪れる方々から苦情、取締りの要望 が寄せられています。

現在、大分県警察では、街頭犯罪等抑止総合対策の一環として歓楽街の浄化対策を進め、客引きを含む 違法営業の取締りを進めていますが、客引等の形態が変わり現行法令では取締りができない状況にあり、歓 楽街の風俗環境が悪化しています。

そこで、これらの迷惑行為を規制し、県民の平穏で健全な生活環境を保持するため、以下のとおり、「公衆に 著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」の一部を改正しました。

2 条例の概要

公衆の目に触れるような場所で、不特定の者に対して客引きを行うことは、現行条例第6条(不当な客引行為の 禁止)で禁止されていますが、改正条例では、次のように規制の対象となる業種や行為を拡大しました。

(1)強引な方法によらない客引きなどの禁止
ア 現行条例

現行条例では、例えばストリップ劇場やファッションヘルスなどの事業者の客引きについては、衣服をつ かんだり、つきまとうなどの強引な方法によらない行為も禁止されています。

イ 改正条例

これに加え、改正条例では、客引きなどについて、キャバクラ、セクシーキャバクラなどの歓楽的雰囲気 を醸し出して異性の客をもてなす飲食店、風俗案内所等についても、

[1] 相手を特定した呼びかけ、ビラ配布や写真の提示を行う客引き

[2] 相手を特定せずに呼びかけ、ビラなどを配布する誘引行為

[3] 客引きや誘引を行う目的で、たたずみ、うろつくなど、相手方を待つ行為

を禁止します。

※ [1][2]については、罰則を規定します。ただし[2]については、ストリップ劇場や、ファッションヘルスなど、またセクシーキャバクラなどの歓楽的雰囲気を醸し出して異性の客をもてなす飲食店(ホステスの体を触らせるなどの卑わいな行為を行うものに限ります。)について罰則を規定します。

そのほかの接待飲食店(例ラウンジ・クラブ)や風俗案内所については、警察官が違反者に行為をやめるよう命ずることができることとし、警察官の命令に違反した場合の罰則を規定します。

※ 公安委員会規則で定める地域において、[3]の違反者に対して警察官は、行為をやめるよう命ずることができることとし、警察官の命令に違反した場合の罰則を規定します。

(2)「従業員のスカウト行為」に係る勧誘、待つ行為の禁止
ア 現行条例

現行条例では、規制されていません。

イ 改正条例

改正条例では、客引き同様に、ストリップ劇場、ファッションヘルス、キャバクラ・セクシーキャバクラなどの歓楽的雰囲気を醸し出して異性の客をもてなす飲食店の従業員となるように

[1] 勧誘(スカウト)する行為

[2] 勧誘(スカウト)するため相手方を待つ行為

を禁止します。

※ [1]については、罰則を規定します。[2]については、公安委員会規則で定める地域において、違反者に対して警察官は、行為をやめるよう命ずることができることとし、警察官の命令に違反した場合の罰則を規定します。

詳細は次をご覧ください。

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