迷惑防止条例の一部改正の概要

1 改正の背景

大分県内では、昨年まで6年連続で刑法犯認知件数が減少するなど、治安対策の成果が 表れてきていますが、県民を不安に陥れる殺人・強盗等の凶悪事件が発生するほか、女性 や子どもを対象とした性犯罪等などは後を絶たず、犯罪情勢は依然として厳しい状況にあ ります。

このような厳しい犯罪情勢が続く中、大分県警察では、条例はもとより、軽犯罪法等あ らゆる法令を駆使して、県民の安全を確保するための活動を推進してきました

しかし、近年の社会情勢や住民意識の変化等により、女性や子どもに対する卑わいな行 為や県民が迷惑と考える行為の形態が多様化するほか、暴力団員や周辺者による犯罪に至 らないまでも、住民に威圧を与える行動等が増加する中、現在の条例等では十分に対処で きない状況が続いていました。

そこで、多様化した迷惑行為などに対して的確に対応し、県民生活の安全と平穏を保持 するため、みだしの条例を一部改正しました。

2 改正条例の概要

1 条例の「題名」及び「目的」の改正(第1条関係)

条例の題名を、現行の「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する 条例」から
「大分県迷惑行為防止条例」に改めるとともに、第1条の目的に規定してい る保護対象を「公衆」から「県民及び滞在者」に改めました。

2 「粗野又は乱暴な行為の禁止」の改正(第2条関係)

暴力団が集団で歓楽街などを練り歩いたり、バッチを見せるなど、暴力団であること を公衆に認識させる様な行為を「暴力団の威力を示す行為」として第2条の「粗野又は 乱暴な行為」の一態様に追加することで、そのような行為が禁止されました。

3 「卑わいな行為の禁止」の改正(第3関係)

これまで、粗野又は乱暴な行為を「卑わいな言動」(旧条例第2条第2項)とのみの 表現にしていましたが、今回「卑わいな行為」として1つの条(第3条)に独立させる とともに、行為の内容を具体的に規定し、違反態様の明確化を図りました。

※ 公共の場所等における、正当な理由がない、人を著しくしゅう恥させ、又は人 に不安を覚えさせるような方法での

  • ○ 痴漢行為
  • ○ のぞき見・盗撮行為
  • ○ 透視・撮影行為
  • ○ その他卑わいな言動

のほか、正当な理由がなく、公衆浴場、公衆便所等でののぞき見や撮影行為が禁 止されました。

4 「嫌がらせ行為の禁止」の改正(第10条関係)

これまで「電話によるいたずら行為」(旧第9条)のみを禁止していましたが、今回 ストーカー規制法では取り締まることができない、正当な理由のない「つきまとい等」 8類型の嫌がらせ行為を反復して行う行為が禁止されました。(ストーカー規制法は、恋 愛感情等を充足する目的でつきまとい等を行うことのみを禁止しています。)

5 罰則の強化

「嫌がらせ行為の禁止」(第10条)に違反した場合の罰則は、これまで、「電話によ るいたずら行為の禁止」として50万円以下の罰金又は拘留若しくは科料としていまし たが、今後は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金となります。

詳細は次をご覧ください。

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